南山大学　シラバス検索用

指定	選	期間	春学期
単位	２	年次	1・2
担当者	佐竹　謙一

講義題目
開講キャンパス
授業概要	スペイン文学史を大きく四つに分け、それぞれのセクションから代表的な作品をいくつか選び、その社会的背景および作品の特徴（文体、言語、構造、テーマ、構成要素など）を分析する。時代によっては、文学研究といえども絵画とのかかわり、社会の実情、歴史や美術などにも着目する必要があり、文学的アプローチというよりはより広範囲な研究となる可能性もある。本講義ではこうした点について受講生と議論を交わしながら、特に黄金世紀の文学の特質について考察する。
学修目標	スペイン文学に関する基礎知識をどこまで身につけているかにもよるが、目標としては各時代の要となる作家および代表作についてある程度論じられるレベルまでもっていきたい。
授業計画	本講義では、時代を大きく四つにわけ、それぞれの時代における代表作をとりあげ、人々の人生観の変遷を考察する。　１）中世の文学　２）黄金世紀の文学　３）18世紀・19世紀の文学　４）現代の文学　授業形式としては、学部の授業形式とは異なり、こちらが一方的に講義するというかたちはとらない。また、授業中に逐一作品の訳読もしない。受講生が作品を読んできた上で、文学的アプローチの基本的な方法について説明し、そのあとで互いに議論を交わしながら作品の意義や社会的背景などに迫る。具体的な日程、読んでもらう作品名、レポートの形式等については授業中に説明する。
評価方法	授業への貢献度およびレポートによる
テキスト	授業中に指示する
その他