南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1・2
担当者
宮川 佳三
講義題目
開講キャンパス
授業概要  東アジア地域を中心に政治・経済・安全保障の環境の変化の中で日本・アメリカ・中国・ヨーロッパ諸国の関係を歴史的に考究する。国際関係論の学問的知見から日本が東アジアにどのような関係を築いてきたのかを考察する。具体的には、19世紀後半の東アジアの情況変化、世紀転換期の東アジアをアメリカを中心に検討し、日本のより深い−侵略に至る−東アジアとの関係構築、アジア・太平洋戦争、その後の日本とアメリカの同盟関係のあり方を考察し、21世紀の日本と東アジアの関係を見直す作業をする。
学修目標  東アジアにおける日本の役割について考察するために、歴史の流れの中で事実に接し、必要な知識と視角を身につけることを目ざす。
授業計画 1.はじめに
2.歴史から見る日本とアジア(1)
3.歴史から見る日本とアジア(2)
4.1930年代・1940年代の日本とアジア
5.第2次世界大戦後のアジアの中の日本〜冷戦
6.朝鮮戦争とヴェトナム戦争
7.台湾海峡と中国本土と日米同盟
8.ニクソン政権の対中政策と日本
9.1980年代の東アジア
10.脱冷戦の東アジア
11.クリントン政権と東アジア
12.中国の台頭と日米関係
13.日中韓の「歴史問題」
14.日本の地域的取り組み
15.定期試験
評価方法 出席、中間レポート(一点)、小テスト、定期試験を評価材料とする。詳細は講義時に伝える。
テキスト 担当者が配布する論文・資料(英文・和文)を使用する。
その他