93133 現代日本社会研究
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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1・2 |
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樋口 浩造 |
講義題目 | 思想史からの戦後論として |
開講キャンパス | |
授業概要 | 丸山真男の諸テクストの読解を中心に、戦後日本社会の問題を考える。特に1960年を中心とした、知識人の発言に注目してみたい。また方法として、(1)同時代論的文脈を重視する立場から、同時に竹内好、石母田正、あるいは鶴見俊輔らのテクストを、参照系として取り上げていく。 |
学修目標 | 戦後、日本の方向付けをめぐってなされた、知識人の発言を追う中で、日本の戦後がどのように形成されたのか、何が争点であったのかを理解するとともに、今を考える力を、戦後論として、また、思想史的に養っていくことを目指す。 |
授業計画 | 1〜2.占領下の丸山真男 3〜4.60年安保前後の丸山真男 5〜7.同時代論として:竹内好のアジア 8〜10.同時代論として:石母田正の民族 11〜13.同時代論として:鶴見俊輔と転向 14. まとめとしての討論:丸山真男と戦後日本 |
評価方法 | 出席が80%、報告が20% |
テキスト | その都度指定。 |
その他 |