南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1〜
担当者
林 尚志
講義題目 貧困問題の解決に向けて
開講キャンパス
授業概要 近年、MDGs(ミレニアム開発目標)に代表されるように、国際社会における貧困削減への取り組みに関心が高まっているが、開発経済学では、(1)アジアやアフリカなどの途上国が、所得分配の不平等、人工の爆発的増加など“貧困に関わる諸問題”に、なぜ、どのような形で直面してきたのか、(2)各国はいかにしてこれらの問題に取り組み、どのような成果を修めてきたのか、等について分析が進められてきた。この講義では、下記の文献等を用いながら、開発経済学の主要なトピックスや分析のあり方について学ぶ。
学修目標 開発経済学で取り上げられている主要なトピックス、およびそれらに関する分析のあり方について理解する。
授業計画 1〜3.開発経済学の概観
4〜6.農村および都市の貧困問題
7〜11.貧困脱出へのアプローチ
12〜14.開発援助の可能性と今後の課題
評価方法 (1)出欠状況、(2)授業中の報告および質疑応答、(3)レポート課題に基づいて評価する。なお配点は、上記(2)および(3)を基本点とし、各々を50%ずつとする。また(1)については適宜減点の対象とする。
テキスト 主な参考文献(予定):
 黒崎卓・山形辰史『開発経済学:貧困削減へのアプローチ』日本評論社、2003。
 絵所秀紀他編『貧困と開発』日本評論社、2004
 後藤一美他編『日本の国際開発協力』日本評論社、2005
 世界銀行『世界開発報告』一灯舎他。各年版。
その他