南山大学

 
指定
選必
期間
通年
単位
年次
担当者
吉原 英樹
講義題目
開講キャンパス
授業概要 (春学期)
テキストにしたがって授業をすすめます。受講生は少人数だと思われますので、わたくしの一方通行の講義は最小限にします。受講生は質疑応答や議論など授業中に積極的に発言してください。受講生の積極的な発言が、授業の成功・失敗のキーファクターです。

(秋学期)
テキストにしたがって授業をすすめます。また、ケースをコピーして配布します。受講生は少人数だと思われますので、わたくしの一方通行の講義は最小限にします。受講生は質疑応答や議論など授業中に積極的に発言してください。受講生の積極的な発言が、授業の成功・失敗のキーファクターです。
学修目標 経営戦略、組織構造、人事管理、マネジメント・コントロール・システム、情報システム、経営者のリーダーシップ、さらに国際経営など経営管理の基本的な知識を理解し、そして企業の経営を見る目を養うことが、この授業の目標です。
授業計画  春学期では、「ゼミナール経営学入門」を中心的な教材にして、つぎのような予定で同書の主要部分をとりあげます。
1.オリエンテーションおよび序章「企業のマネジメントとは」
2.第1章「戦略とは何か」
3.第2章「競争のための差別化」
4.第3章「競争優位とビジネスシステム」
5.第4章「多角化と事業ポートフォリオ」第5章「企業構造の再編成」
6.第6章「国際化の戦略」
7.第7章「資本構造のマネジメント」第8章「雇用構造のマネジメント」
8.第9章「組織と個人、経営の働きかけ」第10章「組織構造」
9.第11章「インセンティブシステム」第12章「計画とコントロール:プロセスとシステム」
10.第13章「経営理念と組織文化」第14章「リーダーシップ」
11.第15章「人の配置、育成、選抜」第16章「矛盾、学習、心理的エネルギーのダイナミクス」
12.第17章「パラダイム転換のマネジメント」第18章「企業成長のパラドックス」
13.第19章「場のマネジメント」第20章「企業という生き物、経営者の役割」
14.第21章「コーポレートガバナンス」
15.全般のまとめ
 秋学期では、国際経営をテーマにして、つぎの予定で授業を行いたい。
1.第1章「国際経営とは」第2章「多国籍企業」
2.第3章「国際経営戦略」およびケース1「武田薬品」
3.第4章「国際マーケティングと国際調達」およびケース8「ユニクロ」
4.第5章「海外生産」およびケース14「デンソー」
5.第6章「技術移転と海外研究開発」および関満博「北京シリコンバレーのソフト産業」一橋大学日本企業研究センター編(2006)『日本企業研究のフロンティア』第2号、有斐閣、第9章(配付)
6.第7章「国際経営組織と所有政策」および出水力「二輪車生産の大転換と二輪車研究所の発足」出水力『中国におけるホンダの二輪・四輪と日系部品企業』日本経済評論社、2007年、第8章(配付)
7.第8章「海外子会社の経営」および『日本人のボス』のつぎのケース:自動車メーカーA社、三菱商事、山一證券および吉原英樹「海外の日本的経営の明暗」(配付)
8.第9章「国際経営と言語」および『英語で経営する時代』の第7章「バイリンガル経営のための英語戦略」と第8章「英語で明日を切り拓く」(配付)
9.第10章「北米・欧州のなかの日本企業」およびケース6「トヨタ自動車」
10.第11章「アジアのなかの日本企業」およびケース9「松下電器」
11.稲葉利彦『十五億人を味方にする』第1章および第5章(配付)
12.第12章「国際経営と国内空洞化」および『中国企業の市場主義管理』の第5章「市場にもとづく経営管理」(配付)
13.第13章「外資系企業」およびホワイティング『和をもって日本となす』第4章(配付)
14.第14章「国際経営戦略の今後の展開」およびバーガー『グローバル企業の成功戦略』第7章(配付)
15.第15章「国際経営マネジメントの革新」およびケース17「ソニー」
(注)章は「国際経営論」の章を示し、ケースの番号は「ケースブック国際経営」のケースを示す。
(配付)は配付教材である。なお、授業の進行状況をみて、上記以外の教材(論文やケース)を追加する。
評価方法 (春学期)
評価は、期末レポートの成績によります。
(秋学期)
評価は、期末レポートの成績によります。
テキスト (春学期)
テキスト
 伊丹敬之・加護野忠男『ゼミナール経営学入門』改訂新版、日本経済新聞社、2003年
(秋学期)
テキスト
吉原英樹『国際経営論』放送大学教育振興会、2005年
吉原英樹・板垣博・諸上茂登編『ケースブック国際経営』有斐閣、2003年
その他