南山大学

 

民事訴訟における当事者、既判力等の基本概念を確認する。そのうえで、事案の分析を行い、論点の抽出と確認を行う。講義の方法は、対話方式とする予定である。1回目のガイダンスで説明する。また、取り上げるテーマや進行方法について適宜変更することもあり得る。

授業時間外の学修活動等

当事者の確定と任意的当事者変更の問題

訴訟物論の意義と既判力の客観的範囲

 

債務不存在確認訴訟と給付訴訟二重起訴の基本構造

弁論主義の内容と適用範囲

自白の根拠と成立、撤回顕著な事実との異同

各種証拠の取り調べ方

訴えの取下げ、裁判上の和解

既判力の主観的範囲

既判力の基準時

共同訴訟の種類と進行・規律