南山大学

 
指定
選必
期間
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
佐々木 美裕
他の科目との関連
履修対象学科
副題
授業概要  実社会の中でORの考え方や手法がどのように用いられているかについて、極力数式を使わずに図表を用いてわかり易く解説する。特に、「施設配置問題」と「ゲーム理論」をトピックとしてとりあげ、身近に存在する具体例を用いて、ORの考え方の中心である最適化の概念、またその実現方法を説明する。
学修目標 1 ORが実社会でどのように使われているか、いくつかの例を知っている。
2 ORの基本的な手法について理解している。
3 数理モデルの作成方法の基本を理解している。
4 非協力ゲーム理論の基本を理解している。
授業計画 第1週 ORの歴史と現代社会におけるOR
第2週 施設配置問題のモデル化と解法−メディアン問題とセンター問題
第3週 カバリング問題、ホテリングのモデル
第4週 ウェーバー問題、ボロノイ図
第5週 ボロノイ図を用いた配置問題(1)−基礎−
第6週 ボロノイ図を用いた配置問題(2)−応用−
第7週 輸送問題
第8週 ゲーム理論とは何か−囚人のジレンマ
第9週 いろいろなゲーム(1)−非協力ゲーム−
第10週 いろいろなゲーム(2)−相続ゲーム−
第11週 交渉ゲーム
第12週 交渉ゲーム・繰り返しゲーム
第13週 ゲーム理論のまとめ
第14週 第13週までの内容の総合的な問題の解説
第15週 定期試験
評価方法 授業中に行うレポート20%、定期試験80%で評価する。
テキスト ウェブ上で公開する予定
その他 この科目は、次のJABEE対応コース「情報技術専修コース」の学習・教育目標に対応する(小項目:A-3)。