南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
江田 信豊
他の科目との関連
履修対象学科
副題
授業概要  今から46億年前に地球は誕生した。そして40億年前に地球に誕生した最初の生命体はどのようなものであったのだろうか。その後、生物は20億年の歳月を費やし真核細胞(細胞)を完成させる。そのことにより生物の多様性は増しその後の進化に多大な影響を与えた。そして、古生代に入り生物は爆発的な進化をとげカンブリアの大爆発という生物学的大事件に発達する。その後、海では最初の魚類が誕生したが、その形態は現在の魚類とはまったく異なっていた。その後魚類は河に進出しそして両生類に進化することにより陸上へと進出し、海から陸上へと生活圏を拡大した。その後、3億年前に爬虫類が登場し陸上は爬虫類の天下となり、恐竜が登場する。しかし、6,500万年前に恐竜は忽然と姿を消す。そのとき恐竜に何が起こったのだろうか?そして今から400万年前我々人類の祖先が登場する。さて、人類(ヒト)とはどのような動物なのだろうか。人類の起源と進化について探っていくと共にヒトのヒト化(ホミニゼーション)についても論じていく。
学修目標  地球46億年の生物の歴史を生命の誕生、魚類の進化と陸上化、恐竜の繁栄と衰退、人類の歴史といったトピックスを基に講義する。
授業計画 1.地球の誕生
2.生命の起源
3.酸素の誕生 シアノバクテリアの出現がもたらした地球環境への影響
4.原核生物から真核生物へ
5.動物の系統
6.魚類の出現とその進化
7.海から陸へ−生物の陸上化−
8.ジュラシックワールド 恐竜の進化−ジュラシックパークは作れるか−
9.恐竜の衰退と滅亡
10.哺乳類の適応放散
11.人類の進化と系統
12.人類の人類たる由縁(ホミニぜーション)
13.性の出現と有性生殖の意義
14.人間はなぜ男性と女性しかいないのでしょうか?
15.定期試験
評価方法 定期試験 80%とショートレポート 20%による。
テキスト 授業中にプリントを配布する。
その他