南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
3
担当者
寳多 康弘
他の科目との関連 経済学、ミクロ経済学、マクロ経済学、国際貿易論、国際金融論
他学科履修 不可
副題
授業概要  近年の世界的な国際貿易・直接投資の拡大に伴って、国際的な経済関係はますます深まっている。国際経済の発展は、対外的な政策決定だけでなく国内の政策決定にも影響を与え、また国際的な労働移動を通じて文化の交流などももたらすので、国際経済の動向を理解することは重要である。日本と東南アジア諸国の貿易・直接投資の動向から、日本のアジアにおける経済的な役割を理解することができる。
学修目標 日本の直面する諸問題を考察する上で、経済学的な視点は不可欠である。経済学の分析手法は、問題の本質を理解して解決策を提示することにおいて有効である。現実の問題に興味を持ち、経済学的な思考を身に付けることで、鋭い洞察力を養うことを目的とする。
授業計画 [プロジェクト研究I]
 卒業論文の作成のための準備期間の前半である。経済学の基礎を復習するとともに、国際経済学の基礎も固める。
 1〜5. 経済学の基礎の復習
 6〜8. 国際経済問題の理解
 9〜12. 貿易モデル・直接投資・労働移動
 13〜14. 国際マクロ経済学
 15. 定期試験(期末レポート)
[プロジェクト研究II]
 卒業論文の作成のための準備期間の後半である。経済学の基礎知識を基にして、いろいろな国際経済問題に応用できる能力を身に付ける。
 1〜3. 課税政策・価格規制などの経済効果
 4〜6. 不完全競争と経済政策
 7〜10. 貿易・投資政策の経済効果:完全競争
 11〜14. 貿易・投資政策の経済効果:不完全競争
 15. 定期試験(期末レポート)
評価方法  報告 70%、期末レポート 30%により評価する。
テキスト  授業中に指示する。
その他 詳しくは『プロジェクト研究I 募集要項』(各年度)を参照。