11381 国家と宗教
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選必 |
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秋学期 |
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2 |
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1〜 |
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山田 望 |
他の科目との関連 | 宗教論、キリスト教概論 |
他学科履修 | 可 |
副題 | 古代国家と古代宗教 |
授業概要 | 本講義は、「国家と宗教」と題しているが、その内容は、おもに古代社会における国家と宗教とがどのように成立し、両者はいかなる関係にあったのかを、歴史的視点から考察するというものである。古代における国家と宗教の具体的な諸問題を扱うことで、政治と宗教をめぐる古くて新しいアポリア(難問)解決の糸口を探りたい。 |
学修目標 | 古代から古代末期において、地中海世界とその周縁に成立しては消滅していった古代国家が、自らのあるいは他の宗教とどのような関わりを有していたかについて理解を深め、個々の例について自分なりの評価が下せるようになることを目標とする。 |
授業計画 | 1) イントロダクション 2) メソポタミア文明における国家と宗教 3) 古代エジプトにおける神官政治 4) 古代エジプト社会の構造変化 5) 古代イスラエル国家の成立と預言者の機能 6) 古代ペルシャの宗教神話と政治 7) ギリシャ都市国家と宗教 8) アレクサンダーの宗教政策と都市建設 9) 共和制ローマ時代の宗教と政治 10) 帝政ローマへの転換と諸問題 11) キリスト教国家の成立と諸問題 12) キリスト教ローマ帝国と東西分裂 13) イスラーム教における国家と宗教 14) パレスチナ問題における国家と宗教 |
評価方法 | 出席状況(30%)、定期試験(70%) |
テキスト | 毎回の授業で資料(史料)を配布する。 |
その他 |