11637 経済援助論
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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3〜 |
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POTTER David M. |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | 1990年代に入り日本は先進国の中でも最大の政府開発援助供与国になっている。そしてその援助大国日本では、被援助国で援助がどのように使われるべきであるか、また援助に臨む際の理念は何であるべきかが検討課題になっている。この講義は政府開発援助(ODA)の主なテーマと問題点を取り上げて日本と他の主要援助国のODAを比較する。概念やケーススタディーを検討するために、戦後の援助レジームと国際機関の発展、援助と国際政治、外交と経済開発における援助の役割、供与国政府と被援助国政府におけるODAの概念、NGOやその他の民間団体の役割などについて考察する。 |
学修目標 | ODAの基本概念、思想と実績の学習によって本学術分野についての知識を高めることを目標とする。 |
授業計画 | 1. ODAの定義 2. ODAの歴史 3. ODAレジームの発展と特徴 4. ODAの政治経済 5. ODAの政治学 6. ODAと外交 7. ODAと国内政治 8. ODAの経済学 9. ODAの行政 10. 日本のODAの比較 11. 供与国・非援助国から見るODA 12. 新しい課題 13. ODAと人権・民主化 14〜15.ODAとNGO |
評価方法 | 教科書各章サマリー(50%)と期末試験(50%)を総合して評価する。 |
テキスト | 西垣昭、下村恭民、辻一人「開発援助の経済学」2003年.(第三版) |
その他 | 教室内の注意:遅刻、私語、携帯電話・インターネットの通信、昼寝などは一切ないように。このルールを守れない学生は出席しないように願う。 |