11655 環境会計論
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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3〜 |
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東田 明 |
他の科目との関連 | 会計学、簿記原理、経営学、環境経済学、地球環境論、環境学概論 |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | 授業の内容については、下記の学修目標と授業計画で示したとおり、主に企業が行う環境会計を対象とし(自治体の環境会計も可能であれば取り上げる)、企業はなぜ環境会計を利用するのか?、どういった手法が存在するのか?、環境会計を利用した環境経営とは?について学習する。 授業の方法は、基本的には講義形式である。ただし、教員が一方的に講義するのではなく、随時学生に問いかけることを通じて授業を進める。また全14回の講義の中で、1,000字程度のレポートを3回程度課す予定である(ただし、レポートの回数は状況に応じて変化する)。 |
学修目標 | 環境保全活動を行う企業において、環境保全活動と企業経営(経済活動)をどのように結びつけるのかが重要なテーマである。なぜなら、企業はその特徴から利益をあげずに事業を継続することはできず、環境保全活動を行うことが企業の主たる目的ではないからである。この問題を解決へと導く手法として環境会計がある。この講義では、環境問題に取り組む企業において、環境会計がどのような役割を果たすことができるのかについて理解することを目標とする。 |
授業計画 | 1. 環境会計のフレームワーク 2. 企業の環境保全活動と環境会計 3. 環境コストの分類 4. 環境管理会計の諸手法(1) 5. 環境管理会計の諸手法(2) 6. 環境情報開示の実務 7. 環境情報開示の論理 8. 外部環境会計 9. 環境負荷の経済評価 10. 環境会計と財務会計 11. 環境経営とマネジメントシステム 12. 企業の社会的責任 13. サステナビリティ報告書とCSR会計 14. 社会的責任投資 |
評価方法 | 授業に取り組む姿勢およびレポート(40%)、試験(60%)で評価。 |
テキスト | 國部克彦・伊坪徳宏・水口剛(2007)『環境経営・会計』有斐閣アルマ。 |
その他 | 講義は教員だけで行うものではなく、学生と教員の間で作られるものです。したがって、講義の場を乱す行為については厳しく対処します。 |