南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
2
担当者
杉原 桂太
他の科目との関連 情報倫理、情報社会と倫理
他学科履修
副題
授業概要  数理情報学部の学生は、利用者としてはもちろん、情報系技術者としての専門家の能力と倫理をも持っていることが要求される。本講義では、情報系技術者に期待される専門職倫理を、安全確保と知的財産に関連する話題について、主に社会的・倫理的側面から述べる。これらの話題の中に現われる考え方を理解し、問題発生の未然防止と、問題発生時での必要な対処を行なうため知識と倫理を習得する。
学修目標 (1)科学技術と社会の関係に関する事柄を知っている
(2)専門職としての情報系技術者の責任を理解している
(3)倫理綱領を参照して、与えられた事例における行動指針を検討することができる
(4)マルティメディアコンテンツが知的所有権によって保護されていることを理解している
(5)ソフトウェアが知的所有権によって保護されていることを理解している
授業計画 第1回 ガイダンス
第2回 はじめに
第3回 社会の多様なニーズに配慮する企業と技術者
第4回 技術者とは何をする人か
第5回 プロフェッションとしての技術業
第6回 倫理綱領は何のために定められているのか1
第7回 倫理綱領は何のために定めされているのか2
第8回 少し見えにくい人たち1
第9回 少し見えにくい人たち2
第10回 企業倫理と技術者の倫理
第11回 人間関係と組織のなかでどう行動すべきか
第12回 かなり見えにくい人たち
第13回 ソフトウェアの知的所有権1
第14回 ソフトウェアの知的所有権2
第15回 定期試験
評価方法 レポート40%、定期試験60%で評価する。
テキスト 『誇り高い技術者になろう-工学倫理ノススメ-』 黒田光太郎・戸田山和久・伊勢田哲治 編 名古屋大学出版会 2004
その他 この科目は、次のJABEE対応コース「情報技術専修コース(情報通信学科・情報システム数理学科)」の学習・教育目標に対応する(小項目:B-1,2)。