96306 無線通信工学研究
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選 |
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春学期 |
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2 |
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1・2 |
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稲垣 直樹 |
講義題目 | |
開講キャンパス | 瀬戸キャンパス |
授業概要 | 無線通信工学の研究を進めるための基礎理論を、ベクトル解析等の電気数学の復習から始め、Maxwellの方程式、線状アンテナからの放射、平面電磁波、電磁界の境界値問題、アレーアンテナの基礎について講義する。 |
学修目標 | 1.Maxwellの方程式を理解する。 2.無線通信システムの構成要素をハードウェアの側面から性能評価ができるようにする。 |
授業計画 | 第1回〜第5回:ベクトル解析の導入的講義を行い、電磁界理論の基礎をMaxwellの方程式まで公理論的扱いにより講義する。 第6回:電磁界の境界条件をMaxwellの方程式と対比させながら講義する。 第7回〜第10回:波源を含まないMaxwellの方程式の解として平面電磁波を講義し、ポインティングベクトル、偏波、位相速度と群速度など、電波伝搬の基礎を講義する。 第11回〜第14回:波源を含むMaxwellの方程式の解を得る手段として、スカラーポテンシャルとベクトルポテンシャルについて講義し、これを出発点としてアンテナの諸特性をまとめ、Friisの伝達公式までを講義する。 |
評価方法 | 演習とレポートにより評価する。 |
テキスト | 授業中に配布するプリントを用いる。 |
その他 |