南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1・2
担当者
稲垣 直樹
講義題目
開講キャンパス 瀬戸キャンパス
授業概要  無線通信工学の研究を進めるための基礎理論を、ベクトル解析等の電気数学の復習から始め、Maxwellの方程式、線状アンテナからの放射、平面電磁波、電磁界の境界値問題、アレーアンテナの基礎について講義する。
学修目標 1.Maxwellの方程式を理解する。
2.無線通信システムの構成要素をハードウェアの側面から性能評価ができるようにする。
授業計画 第1回〜第5回:ベクトル解析の導入的講義を行い、電磁界理論の基礎をMaxwellの方程式まで公理論的扱いにより講義する。
    第6回:電磁界の境界条件をMaxwellの方程式と対比させながら講義する。
第7回〜第10回:波源を含まないMaxwellの方程式の解として平面電磁波を講義し、ポインティングベクトル、偏波、位相速度と群速度など、電波伝搬の基礎を講義する。
第11回〜第14回:波源を含むMaxwellの方程式の解を得る手段として、スカラーポテンシャルとベクトルポテンシャルについて講義し、これを出発点としてアンテナの諸特性をまとめ、Friisの伝達公式までを講義する。
評価方法 演習とレポートにより評価する。
テキスト 授業中に配布するプリントを用いる。
その他