96601 IT技術倫理と社会
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必 |
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夏 期 後 半 |
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2 |
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1 |
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岡田 安功 南 利明 吉田 寛 |
講義題目 | |
開講キャンパス | サテライトキャンパス |
授業概要 | 高度IT技術者は、ますます高度化する情報社会に対して、大きな役割とそれに伴った責任を担う存在となりつつあり、専門職としての高い倫理を持つことが求められている。この授業では、専門職としてのIT技術者が持つべき倫理とその社会的背景について理解を深める。まず現代情報社会の特徴を、情報技術の発展を軸に概論的に把握し、特に情報に関する新しい倫理や法の知識について解説する。具体的には、西洋近現代の社会思想のなかで情報技術がどう位置づけられてきたか、IT技術者をめぐる情報法と倫理の関係、情報社会のガバナンスとIT技術者の役割などの論点を検討する。またこれを踏まえて、以下の具体的トピックをとりあげる予定である。国家と情報管理、個人情報と監視、情報技術者の専門職倫理、コンプライアンス、通信、放送、情報セキュリティ、技術開発と製品戦略、インターネットのガバナンス、等。 |
学修目標 | 1. 技術者倫理の意義と内容について理解している。 2. 知的財産権、コンプライアンス、ガバナンスなどについて説明できる。 |
授業計画 | 5日間の集中講義で実施する。 1日目(第1〜4週分) ガイダンス、情報社会と国民管理、監視の問題(南) 2日目(第5〜7週分) 通信概念と放送概念の“ゆらぎ”への対応、コンテンツ規制の倫理、知財法制への影響(岡田) 3日目(第8〜9週分) 情報セキュリティ概念の拡大と展開、通信法制と放送法制の近未来(岡田) 4日目(第10〜12週分) 技術者倫理(専門職倫理)とコンプライアン(吉田) 5日目(第13〜15週分) 情報技術とガバナンス、定期試験(レポート)(吉田) |
評価方法 | 授業中に出題するレポート課題を総合的に評価する。 また、授業への取り組み態度も加味する。 |
テキスト | 特に指定しない。授業中に資料等を配布する。 【参 考 書】『監視社会』、デイヴィッド・ライアン(河村一郎訳)、青土社 、2002年『はじめての工学倫理』、斉藤了文・坂下浩司(編著)、昭和堂、2001年"Code and Other Laws of Cyberspace", Lawrence Lessig, Basic Books, 2000。 |
その他 |