南山大学

 
指定
選必
期間
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
文 嬉眞
他の科目との関連
履修対象学科
副題 韓国・朝鮮との出会い
授業概要  日・韓共催ワールド・カップや「韓流」ブームを契機にして、若者や一般市民の間には韓国・朝鮮の歴史・文化に対する関心度が非常に高まったように思われる。本講義は、そのような若者達の関心や社会の要求に応えるべく、大学生一般がいわば教養知識を得るために、非常に解り易く理解し易い講義内容として設定している。すなわち、韓国・朝鮮文化を正しく理解する上で重要な諸要素──例えば、生活(衣・食・住)や思考様式──を正確に把握することに努める。
 本講義では、日・韓の文化交流も展望することを念頭において講義を進めて行く予定である。現代の韓国・朝鮮社会に見られる様々な事象を、視聴覚教材とともに可能な限り多く取り上げて説明の素材として用いる。このような作業を通して、韓国・朝鮮の現代文化が現実的に如何なる問題に直面しているのか、またそれを如何に捉えるべきかを受講生とともに考察することにする。
学修目標 韓国・朝鮮文化に対するより専門的な学問の基礎知識を提供することを、その目的としている。加えて、韓国・朝鮮文化の足跡を歴史的・社会的背景と関連して辿ってみることによって、その連続線上での現在の文化を理解でき、さらに将来の創造的な文化力量の発展を図ると同時に、未来の文化的な発展形態をも展望できるのである。
授業計画 1〜3.朝鮮半島の歴史(王朝社会国家と民衆)
4〜5.朝鮮の宗教(土着信仰・儒教・仏教・キリスト教)
6〜7.韓国・朝鮮の家族観(夫婦・家族・親族)
8〜9.韓国・朝鮮の地域観(山と海・農村と都市)
10〜11.韓国の衣・食・住
12〜13.韓国の若者文化(流行・メディア文化)
14〜15.21世紀の韓国・朝鮮の方向性
(受講学生の知的要求に基づいて授業計画は流動的になる可能性もある。)
授業時間外の学習(準備学習など) この授業科目の単位を取得するために、授業とは別に毎週120分程度の自習を行うこと。自習内容については毎回授業中に指示するので、指示に従って授業の予習・復習を行うこと。
評価方法 出席を重視し、授業で採り上げたテーマを中心に各自の問題意識を生かしたレポートの提出を要求する。
(受講者数により変更の可能性あり)
テキスト なし
その他