南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
青山 幹哉
他の科目との関連
履修対象学科
副題 11〜14世紀日本の歴史
授業概要  網野善彦の著書『日本社会の歴史』中巻をテキストとした、日本中世前期史の概論である。平安後期の国制改革から鎌倉幕府の倒壊に至るまでの列島社会の歴史を、テキストの章節にしたがって、検証的に読み進めていく。
学修目標  日本中世史についての基本的な知識を習得し、日本列島社会の全体的歴史像を把握する。
授業計画 1.はじめに(網野の考えた「日本」とは何か)
 以下、テキストの各章節にしたがっておこなう。
2.第6章第4節 地域社会の活発化と十一世紀中葉の国制改革
3.第6章第5節 十一世紀後半−十二世紀前半の社会と政治
4.第7章第1節 十二世紀後半の社会と政治
5. (承前)
6.第7章第2節 東国の王権—鎌倉幕府の樹立
7.小括と中間試験
8.第7章第3節 東国・西国戦争—東国王権の確立
9.第7章第4節 十三世紀の社会と文化
10.第8章第1節 協調する東西の王権
11.第8章第2節 モンゴル襲来と十三世紀後半の社会
12.第8章第3節 十三世紀後半—十四世紀前半の社会
13.第8章第4節 東国「国家」の崩壊
14.まとめ
授業時間外の学習(準備学習など)  授業内容に該当するテキストの章節をあらかじめ熟読してくること。
評価方法  期末試験が80%、中間試験が20%
テキスト  網野善彦『日本社会の歴史』(中)岩波新書(新赤版)501、1997年
その他  参考文献を以下に挙げる(これ以外にも適宜、授業時に紹介する)。
網野善彦『日本の歴史00 「日本」とは何か』講談社、2000年
C.グラックほか『日本の歴史25 日本はどこへ行くのか』講談社、2003年