南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
小沢 優子
他の科目との関連
履修対象学科
副題 音楽の諸相
授業概要  物として実在することのない抽象的な芸術である音楽は、人間の内面と深く関わる特性を持ち、そのため時代、民族、文化、社会、階層などの違いによってさまざまな様相を示している。本講義では、西洋の芸術音楽を3つの視点からとらえ、音楽の多面的な姿を浮き彫りにする。
学修目標 1.歴史の中で音楽がさまざまなとらえ方をされ、人や社会にとって豊かな意味や役割を担ってきたことを理解する。
2.西洋音楽の旋律、和声、リズムの特徴を支えている理論的要素は何なのかを習得する。
3.言葉と音楽が結び付いた時に生じる豊かな表現力を、実際の曲を通して感じ取る。
授業計画 〈音楽と社会〉〈音階〉〈詩と音楽〉の視点から、音楽の様相を提示する。
1.イントロダクション(講義の概要など)
2〜6.音楽と社会(宗教と音楽、宮廷と音楽、市民社会における音楽、政治と音楽)
7〜10.音階(長音階と短音階、楽曲の調、和声とリズム、教会旋法や全音音階)
11〜14.詩と音楽(モンテヴェルディのマドリガーレやオペラ、モーツァルトのオペラ、シューベルトのリート)
15.試験
授業時間外の学習(準備学習など) 1.講義の中で紹介した参考文献を読み、記述内容をまとめる。
2.各々の章ごとに要点を書き出し、疑問点、不明点があれば箇条書きにする。
評価方法 出席状況40%位、筆記試験60%位により評価する。
テキスト 随時プリントを配布する。
その他