南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
3
担当者
西 経一
他の科目との関連 AとBは同一年度に履修すること。
履修対象学科
副題
授業概要 本講義では宗教教育および宗教科教育についての総論を講義する。
学修目標 宗教科教育の実践能力を身につけること。
授業計画 宗教科教育法A
1.宗教教育
(1) 宗教教育は人間に優れて与えられている能力である想像力を伸長せしめることを主要なる目的とすること。ここにいう想像力とは、物事の背景背後を推量する能力を指し、テキストをコンテキストにおいて理解する能力である読解力であること。
(2) (1)からして、宗教教育と学力伸長とは相伴うということ。
(3) 宗教教育は人間固有の常に可能性へと開かれてありたいという願望に基づく「古い自分から新しい自分」への成長を促すものであること。これをたとえばキリスト教では復活信仰として表明しているということ。
(4) 人間各個のかけがえのなさを本学の教育目標たる人間の尊厳の観点から解説する。
(5) キリスト教の根幹である「愛」の意義について解説する。
2.宗教科教育
(1) 上記1で挙げられている各項目について、宗教科の授業における実践と教案作成について
(2) 宗教科教案の具体例の例示による解説
(3) 聖書テキストの教案化について
(4) 宗教科における評価の意義について

宗教科教育法B
本講義は宗教科教育法Aの総論に基づき、学生による模擬授業の実践、およびその模擬授業に対する学生諸君のコメントおよび授業者による指導コメントよりなる。
なお、教案作成の具体的指導をあわせて行う。
授業時間外の学習(準備学習など) □□□
評価方法 A.評価は出席状況とレポート提出による。
B.出席状況と模擬授業、および作成された教案による。
テキスト
その他