南山大学

 
指定
期間
夏期後半
単位
年次
2〜4
担当者
大谷 尚
他の科目との関連
履修対象学科
副題 学校教育と子どもの生活における情報メディアの意義、問題、課題
授業概要 コンピュータの教育利用は、実に多様に発展してきている。この授業では、現状の多様な形態に触れながら、コンピュータとインターネットなどの情報メディアの教育での活用について体系的に学ぶ。また、情報化による子どもや若者の生活や価値観の変化、発達への影響など、情報化の有するさまざまな教育的問題についても多様な観点から考察する。これを通して、情報化時代の教育の問題と課題を探る。
学修目標 情報メディアの活用について体系的に把握し、あらたな形態を分類できるような構造的な認識を得る。同時に、それらが有する問題について具体的な例を通して考察し、今度の問題の予測が立てられるような認識の基礎を形成する。
授業計画  一方的な授業ではなく、授業者と受講者の、また受講者どうしのコミュニケーションを重視し、討論によって授業を運営する。授業では、ビデオや実際の教材の視聴、インターネットを用いた情報検索などを行い、討論の材料とする。授業は受講者の関心にもとづいて展開する。受講者には意見の発表や討論によって授業に十分に貢献することが求められる。そのためにも、各自は、自分の問題意識をもって授業に臨まなければならない。

1・2 情報化とは何か
3・4 テクノロジーとは何か
5・6 情報の真偽を判断する(デマ情報 hoax をどうやって見抜くか)
7・8 インターネット上の好ましくない情報(児童ポルノを例に)
9・10 学校教育の情報化の問題と課題(インターネットは学校教育にとってトロイの木馬か)
11・12 教育にとってテクノロジーとは何か
13・14 インターネットの中の人権
15   試験
授業時間外の学習(準備学習など) 適宜、講義を補うための課題をだす。
次回の授業までに自分の考えをまとめておくこと。
評価方法 討論への貢献度 10%、複数回実施する授業内小レポート 30%、出席 10%、最終試験 50%を総合する。
テキスト テキストは使用しない。必要に応じて、授業者の作成した資料を配付する。参考書は授業内でその都度指示する。
その他