21022 キリスト教学基礎演習III, IV
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必 |
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春学期 秋学期 |
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西脇 純 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 典礼音楽史 |
授業概要 | キリスト教典礼において、音楽は常に重要な地位を与えられてきました。それは、「二人または三人がわたし(キリスト)の名によって集まるところには、わたしもその中にいる」(マタ18:20)との聖句が、典礼の集い、わけても音楽という共同体的な営みのただなかで実現すると信じられてきたからといえます。ちょうどイコンが神的世界と人的世界とを結ぶメディアであり門であると言われるのと同じように、音楽もまた、神の現在に感応するための必要不可欠な架け橋であるとキリスト教は考えています。 神の現在への感応は、「神の偉大なわざ(magnalia Dei)」(使2:11)、すなわち「救い」への希望(信仰)を惹き起こします。この「救い」の豊かさを折々に綴るものが、ミサや聖務日課をはじめとする教会の儀式といえましょう。「典礼音楽」はこうしたさまざまな典礼のために書かれる音楽です。 本演習では、「神の偉大なわざ」を語り継いだ、中世から現代までの典礼音楽の発展史に学びます。受講者は、授業のなかで紹介される作品群(グレゴリオ聖歌、J. S. Bach「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」を含みます)のなかから一作品を選び、その作品研究に取り組んでください。 |
学修目標 | 典礼および典礼音楽に関連する文献の収集整理、それらの読解の技術、さらに、論文作成に必要なスキルとモラルの修得を目指します。 |
授業計画 | 1.はじめに 2.典礼について 3.典礼暦について 4.〜5.典礼音楽小史 6.〜14.作品研究・発表 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 講義のなかで受けたアドヴァイスに基づき、作品研究に勤しむ。 |
評価方法 | 出席15%、受講態度15%、口頭発表30%、レポート40%により評価いたします。なお、単位取得のためには3分の2以上の授業出席が求められます。 |
テキスト | 授業中に適宜紹介いたします。 |
その他 |