21308 キリスト教史(現代教会史)
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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1〜4 |
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三好千春 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | キリスト教史(現代教会史)は宗教改革以後、現代までの時代を扱うが、特に宣教の問題に重点を置きつつ、キリスト教の歴史を概観してみたい。講義は二部構成で、第一部は西洋世界の、第二部は東アジアのキリスト教(カトリック教会中心)を扱う。 第一部では、世俗化していく西洋社会(フランスを中心とする)の中のキリスト教の歴史を概観してみたいと考えている。急激に変貌していく心性、文化、社会に対してキリスト教はどのように対応したのか。国家が大きな問題となった時代において、国家とキリスト教の関係はどのようなものであったか。この時代の対応、関係性が今、どのように教会に影響を与えているのかを考えていくことができればと考えている。 また、第二部では宣教という観点から中国、朝鮮半島、日本の東アジア三国のキリスト教(カトリック中心)を扱う予定である |
学修目標 | 現代のキリスト教を考えるために、その歴史的背景を学び、理解する。 |
授業計画 | はじめに 第1部 西洋社会におけるキリスト教 1 啓蒙とキリスト教 2 世俗化とキリスト教 3 労働者階級の出現とキリスト教 4 全体主義とキリスト教 5 第二ヴァチカン公会議 6 解放の神学 第2部 アジアにおけるキリスト教 7 二つの宣教方法 8 植民地主義と教会 9 国家と教会 10 第二ヴァチカン公会議以後 まとめ:現代におけるキリスト教 ※以上の内容を14回に分けて講義する予定 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 第2回目以降、前回の内容を復習して講義に臨むこと。 |
評価方法 | 出席(20%)、授業参加(10%)、リアクションペーパー(10%)、レポート(60%) |
テキスト | プリント。参考文献は随時紹介する。 |
その他 |