21358 東方キリスト教思想B
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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大森 正樹 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 東方霊性、修道性および典礼 |
授業概要 | 東方教会はその成立の当初から、霊性の豊かさを誇り、それは後代の我々にとっても範とすべき内容をもっている。この霊性はしかし修道制を通して発展し、それが一般社会にも大きな影響を与えた。授業では東方の霊性の特質を概観し、これを育んだ東方の修道制と霊性の一つの表現である東方典礼について考察する。 |
学修目標 | 東方キリスト教とは何であるかを、霊性、修道制、典礼を通して、正確に把握するのが目標である。 |
授業計画 | 1.霊性とは? 2.修道制の起こり 3.修道制の諸相 a.エジプトの修道制 b.パレスティナ、シナイ半島の修道制 c.カパドキアの三教父の修道制への貢献 d.ロシアの修道制 4.東方霊性の精華・・・ヘシカズム 5.フィロカリアの精神 6.東方典礼とは? 7.クリゾストモス典礼の基礎 8.東方霊性の現代への意義 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 東方キリスト教に関する文献、映像資料、音声資料(CD等)、いづれでもよいので日ごろから親しんでおくこと。 |
評価方法 | 出席状況20%、定期試験80% |
テキスト | 必要なものは適宜プリントを配布 |
その他 | 参考文献:クレマン、セール著、宮本・大森訳『イエスの祈り』新世社、1995年 |