21392 キリスト教倫理学(各論B)
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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濱口 吉隆 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | キリスト教生命倫理 |
授業概要 | 人間の生命と死をめぐる倫理をキリスト教の観点から考察する。伝統的な「医の倫理」を踏まえて現代の生命倫理の研究成果と合わせて講義を進める。人間の生命の意味を問いつつ健康と病気については患者の主権の問題であることを認識して、生命倫理と医療倫理の基本的な諸問題の解明を試みる。 |
学修目標 | 人間の生命と死の問題が各自に直接に関わるものであるという視点から自己決定権の意味を解明するとともに、共同体という他者との関わりのなかにあることを深く考えることによって、関係性における生死の倫理として理解できることを目標とする。 |
授業計画 | 次の順序で授業を展開する。 1.生命倫理の成立とその背景 8.病人の看護と癒しとホスピス 2.医療と倫理と宗教 9.医療行為と人体実験 3.キリスト教の人間観 10.患者の自己決定権と同意原則 4.人格と良心と責任の倫理 11.臓器移植とその倫理性 5.生命をめぐる倫理原則 12.人間の死とその判定 6.健康と病気と生きる意味 13.延命医療と尊厳死と安楽死 7.患者と医療との関係 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 講義資料および参考図書を読み、質問・問題提起をすること。 |
評価方法 | 授業への積極的参加(40%)および筆記試験あるいはレポート(60%)により評価する。 |
テキスト | キリスト教からみた生命と死の医療倫理 |
その他 |