南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
三好 千春
他の科目との関連
他学科履修
副題
授業概要  アジアはキリスト教とどのように出会ってきたか。このことを、古代から中世にかけての東方アッシリア教会(いわゆる「ネストリウス派」)の宣教と、16世紀以降のカトリック教会の宣教を通じて概観する。特に、東アジアの国々とキリスト教の関係を考察していければと思う。
学修目標  アジアの人間としてヨーロッパのものと考えられがちなキリスト教をいかに理解するか、アジアにとりキリスト教はどのような意味を持つのかを考える。
授業計画 1 「東の教会」とは
2 イスラームのもとのキリスト教
3 景教:中国におけるキリスト教
4 ポルトガルのアジア進出
5 ザビエルと日本
6 適応主義
7 弾圧・殉教・潜伏
8 マテオ・リッチと中国
9 典礼問題
10 朝鮮—信徒からの教会—
11 日本「再宣教」
12 国家と教会
13 第二ヴァチカン公会議とアジアの教会(1)
14 第二ヴァチカン公会議とアジアの教会(2)
授業時間外の学習(準備学習など) 第2週以降、前回の講義内容を復習の上、講義に出席すること。
評価方法 出席(30%)、授業態度(10%)、期末レポート(60%)などにより総合的に判断する。
テキスト プリント。参考文献は随時紹介する。
その他