南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2
担当者
横山 輝雄
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 環境倫理・環境哲学
授業概要  本学科生は、3・4年次に演習(ゼミ)を履修し、4年次には研究プロジェクト論文(いわゆる卒業論文)を作成しなければなりません。2年次の基礎演習は、そのための準備講座です。各担当教員がそれぞれの専門領域で開講するゼミ形式をとります。
学修目標  1年次の基礎演習で学んだ技法を応用し、ある特定の学問領域における問題発見法、効果的な発表、議論の仕方、論文(レポート)の書き方などを身につけます。
授業計画  環境倫理学・環境哲学について、テキストの各章を分担して、報告者が内容を要約するとともに論点をあげて問題提起を提起し、その後それについてゼミ参加者が討論する形式で進行します。内容の主な項目は、自然保護運動、保存と保全、世代間倫理、持続可能性、南北問題と環境正義、「共有地の悲劇」と「救命艇の倫理」、動物解法論、里山と共生、大量消費社会と資源問題、日本人の自然観、宗教と環境問題、地球温暖化と京都議定書、予防原則とリスク・コミュニーケーション、などです。

1回目ガイダンス・発表分担と順番の決定
2回目—14回目 各章の報告と討論
15回目定期試験(期末レポート)
授業時間外の学習(準備学習など) 1.授業の前準備として、他の授業で学んだ関連事項を復習しておくこと。
2.第2週以降は、上の【授業計画】を参照して、テキストの該当部分の予習をしておくこと。
評価方法  各回の出席状況(50%)、定期試験(期末レポート)(50%)
テキスト  加藤尚武編『環境と倫理・自然と人間の共生を求めて』(有斐閣)
その他