22326 現代の文化人類学B
|
選 |
|
春学期 |
|
2 |
|
2〜4 |
|
MUNSI Roger Vanzila |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | アフリカの文化と社会・その現代的展望 |
授業概要 | 本講義は受講生諸君にアフリカの文化と社会に対する文化人類学の現代的アプローチを提示することを主眼とする。その水先案内人となるべき主題の探求にあたっては、マクロ的手法とミクロ的手法を組み合わせながら、アフリカ社会を民族、経済、政治、宗教、健康、ジェンダー、紛争、権力等、様々な視点より考究を試みる。 |
学修目標 | 本講義の目標は、(1)〜(3)の事柄を理解し、(4)、(5)の能力を身につけることにある。 (1)世界的、地域的レベルとの関連における現代アフリカ社会の変遷 (2) 同時代のアフリカ諸社会の研究に狙いを定めた文化人類学的追求の発展、及び学説 (3) アフリカ社会を研究する文化人類学の各種研究方法、及び他の学門分野の研究方法との関係 (4) アフリカの社会と文化に関する文化人類学的文献を批判的に解釈する能力 (5) 理論的かつ実証的データを駆使し、アフリカの社会と文化に関する議論を立論、展開する能力 |
授業計画 | 1.オリエンテーション:各種テーマ紹介 2.植民地主義とポスト植民地時代の国家 3.民族性と政治 4.王国・首長制社会と民族集団に関する新しい考え方 5.親族関係、ジェンダー、家族 6.呪術と現代社会 7.血、伝統的な薬、エイズ 8.暴動と紛争 9.文化人類学とルワンダの大量殺戮 10.文化人類学と内戦/コンゴ民主共和国での大量殺戮 11.政治運動、移民、国境 12.離散するアフリカ人(ヨーロッパ、アメリカ、日本における事例) 13.日本とアフリカの関係 14.総括 15.期末レポート提出 |
授業時間外の学習(準備学習など) | ・授業の前準備として、学習(予習)が必要な場合は、そのための、テキスト、または資料を、前の週に配布するから、よく読んでおくこと。 ・ビデオ、DVD、またはスライドなど映像を使用する場合は、その都度事前に予告する。 |
評価方法 | 出席点30%、期末レポート70%の比重をもって査定する。 |
テキスト | 特に指定しない。但し、必要に応じて、参考文献、民族誌、比較資料等を用意する。 |
その他 |