南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
SAGAYARAJ Antonysamy
他の科目との関連
他学科履修
副題 「宗教・文化・社会」
授業概要 宗教・文化・社会に関する本講義は、宗教のさまざまな側面の理解を目指す。宗教は信仰の要素だけでなく、儀礼に見られるように参加する行動という要素も持つ。宗教は大きな存在意義を持ち、経済、社会、政治、文化など、私たちの生活のあらゆる側面に浸透しており、一見非宗教的な領域にも宗教性という形で存在している。授業では、そのような宗教の諸側面を幅広く見ていく。
学修目標 宗教に関するさまざまな見方への適切な理解を示し、宗教の理解を深めることを目的とする。
授業計画 第1回.宗教人類学研究の対象と特色
第2回.進化主義理論と機能主義的説明
第3回.タイラーのアニミズム論:「霊的な存在に対する信仰」
第4回.フレーザーの呪術・科学・宗教論
第5回.トーテミズム(Totemism):宗教の社会的側面、社会との関係
第6回.ウェーバーの宗教と経済
第7回.世界宗教1
第8回.世界宗教2
第9回.民族宗教1
第10回.民族宗教2
第11回.部族宗教
第12回.儀礼と祭り
第13回.シャーマン司祭と預言者
第14回.日本の宗教
授業時間外の学習(準備学習など)  授業計画を参照し、下記の参考書の該当部分を予習しておくこと。
評価方法 出席などの平常点(20%)、期末レポート(80%)
テキスト 参考書
佐々木宏幹・村武精一「宗教人類学」(新曜社、1994年)
関一敏・大塚和夫「宗教人類学入門」(弘文堂、2004年)
Brian Morris, "Anthropological studies of religion", (Cambridge University Press, 1989)
Fiona Bowie, "The Anthropology of Religion: An Introduction", (Oxford: Blackwell, 2000)
その他