23321 心理学実験I1,2
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選 |
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春学期 |
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神谷 俊次 |
他の科目との関連 | 心理学実験IIを履修するための前提科目 |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 心理学基礎実験 |
授業概要 | 心理学的研究を行う場合に必要不可欠な研究方法の理解を深める。この授業では、いくつかの実験実習を通して心理学的研究法のうちの実験法について理解を深める。授業時間は講義と実習に当てられるが、文献収集やレポートの作成などにさらに多くの時間を費やすことが必要になる。 |
学修目標 | ・実験法の意味を理解する。 ・実験計画法の基礎を理解する。 ・実験法による学術論文を読むことができるようになる。 ・データをもとにした実証的研究論文の書き方を習得する。 |
授業計画 | 1.オリエンテーション,実験心理学とは 2〜4.実験計画法(1)〜(3) 5.心理学的測定法 6.実験実習課題の解説(1),心理学レポートの様式 7.実験実習課題の解説(2) 8.実習(1)ミュラー・リャー錯視 9.実習(2)鏡映描写 10.実習(3)系列位置効果 11.実習(4)要求水準 12.グループ別データの分析と発表の準備 13〜14.研究発表会(1),(2) |
授業時間外の学習(準備学習など) | 1.初回の講義で配付する「心理学実験Iマニュアル」で予習および復習が必要となる。 2.第1回から第5回までの講義内容に関連して、「実験計画立案レポート」と「心理学専門雑誌の購読レ ポート」が課される。 3.4種類の実習課題に関して、それぞれレポートの提出が求められる。 4.習得すべき研究計画関連の知識が多いので、復習が不可欠である。2009年度受講生の実態調査では、ほとんどの受講生が復習(マニュアルの読み直し、理解できなかった用語調べ、文献調べなど)に取組んでいる。 5.2009年度受講生の実態調査から、レポートの作成に要する時間は、平均5時間(最低3時間から最高8時間)である。 6.いい加減なレポートについては、再提出を求めている。 |
評価方法 | レポートや研究発表(8割)、出席(2割)により評価する。レポートの提出が実習課題ごとに4回求められる。また、研究計画法に関連するレポートが数本求められる。 |
テキスト | 「心理学実験Iマニュアル」を配布する。 |
その他 | ・小グループによる実習であるため無断欠席や遅刻は許されません。 ・かなりハードな授業であることを覚悟して履修してください。過去の受講生による本授業に対する評価や感想、授業履修に対するアドバイスがウェブページ(http://www.nanzan-u.ac.jp/~kamiya/)の中に掲載されていますので、科目登録前に参照し、安易な気持ちで履修しないようにしてください。 ・2年生対象科目ですので、抽選は、2年次生が優先されます。 |