23327 心理学実験II1,2
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選 |
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秋学期 |
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神谷 俊次 |
他の科目との関連 | 心理学実験Iを履修済であること(必須条件) |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 心理学基礎実験 |
授業概要 | 心理学的研究を行う場合に不可欠な研究方法の理解を深める。この授業では、心理学的研究法の中の実験法について、様々な実習を通じて理解、習得することを目標とする。また、実験によって得られたデータの統計的分析に取り組む。授業時間は講義と実習に当てられるが、文献収集やデータの統計的解析、レポートの作成などにさらに多くの時間を費やすことが必要になる。 |
学修目標 | ・推測統計の基礎を理解する。 ・いくつかの統計的分析法を学び実習データの分析に活用できるようになる。 ・実験実習で得られたデータをもとに心理学の実証的研究論文の書き方を習得する。 |
授業計画 | 1.統計学の基礎1 2.統計学の基礎2 3〜4.知覚、立体視実験実習、カイ2乗検定 5〜6.判断過程、反応時間実験実習、t検定 7〜8.態度尺度構成、一対比較法実習、尺度構成法、z変換 9〜10.認知と感情、色の好悪実習、相関係数 11〜12.認知的葛藤、ストループ実験実習、1要因分散分析 13〜14.生理的指標、バイオフィードバック実験実習、2要因分散分析 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 1.初回の講義で配付する「心理学実験IIマニュアル」で予習および復習が必要となる。 2.統計の基礎に関連して、心理人間学基礎演習IIIで学んだ知識の復習が必要である。 3.6種類の実習課題に関して、それぞれレポートの提出が求められる。 4.レポートの作成に際しては、データの分析、統計的検定、考察、文献調べなどが必要となる。 5.2009年度受講生の実態調査から、レポートの作成に要する時間は、平均7時間(最低3時間から最高10時間)である。 6.いい加減なレポートや統計的検定が間違っているレポートについては、再提出を求めている。 |
評価方法 | レポート(8割)や出席(2割)により評価する。レポートの提出が実習課題ごとに求められる。 |
テキスト | 「心理学実験IIマニュアル」を配布する。 ロウントリー(加納訳)「新・涙なしの統計学」新世社 |
その他 | ・小グループによる実習であるため無断欠席や遅刻は許されません。 ・かなりハードな授業であることを覚悟して履修してください。過去の受講生による本授業に対する評価や感想、授業履修に対するアドバイスがウェブページ(http://www.nanzan-u.ac.jp/~kamiya/)の中に掲載されていますので、科目登録前に参照し、安易な気持ちで履修しないようにしてください。 ・2年生対象科目ですので、抽選は、2年次生が優先されます。 ・いろいろな実験の協力者をすることは心理学実験を理解する上で有用ですので,卒業プロジェクト研究など先輩の実験研究の実験協力者になっていただきます。 |