南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
金田 裕子
他の科目との関連
他学科履修
副題
授業概要 本講義では、教室の様子を記録したビデオを視聴し、受講者自身が捉えた事実と解釈を具体的に記述し、他の受講者と記述の交流を行う。さらに、各ビデオに関連する講義(教室の空間・時間・政治性、カリキュラムの構造)を参考に、再度同じビデオを見直し、小レポートを完成させる。
学修目標 ビデオを詳細に見て記述することを通し、「教室」という私たちにとって見慣れた世界を多様な視点から捉えなおす。また、記述を通して生まれた疑問や自らの視点と講義を結びつけることにより、授業やカリキュラムのあり様について教室の内側から考察することを目指す。
授業計画 (1) イントロダクション 教室を観るということ
(2) 教室を記述する(1)−1 アメリカの小学校
(3) 教室の空間について
(4) 教室を記述する(1)−2
(5) 教室を記述する(2)—1 幼稚園 
(6) 教室を記述する(2)—2 小学校 
(7) 教室の時間について—フレネ学校(VTR)
(8) 教室を記述する(2)—3 幼稚園と小学校を比較して
(9) 教室の時間と空間 
(10) 教室を記述する(3)—1 算数「式の立て方」
(11) 教室のコミュニケーション— 数学を学ぶとは?
(12) 教室を記述する(3)—2
(13) カリキュラムとは何か?
(14) まとめ:教室という場所について考える
(15) 定期試験
授業時間外の学習(準備学習など) 配布された参考文献の熟読。小レポートの作成。
評価方法 授業への参加および授業後に提出するコメント20%、小レポート(ビデオ視聴+記述+再視聴+再記述)の評価40%、試験40%により評価する。なお、小レポートは3回実施し、単位取得の必要条件として2回以上の完成された小レポートの提出を課す。
テキスト 適宜参考資料を配布する
その他