南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
グラバア俊子
他の科目との関連 「ボディワーク(未来を切り拓くからだ)」(次年度)と合わせて受講することがのぞましい
他学科履修
副題 からだを通しての自己理解と自己成長
授業概要 抽象的で捉えにくい自己というものを、実際に見たりふれたりできるからだに注目し、「自己の象徴としてのからだ」という仮説を手がかりとして、理解を深めていく。毎週2コマ続きで行う。
学修目標 1.自分のからだに対する気づきを高め、自己や他者の発している身体的メッセージを、キャッチできるようになる。
2.豊かなノンバーバル・コミュニケーションの力を養なう。
3.身体存在としての自己という視点を持ち、呼吸・立ち方・歩き方など自己フィードバックしながら、自己の中心を把握し、よりよい在り方に向かう力をつける。
授業計画 1.からだへのアウェアネスを高める:ボディ・イメージ1
2.小宇宙としての身体:からだからのメッセージを受け取り信頼する
3.自分の呼吸を知る
4.いのちの基本的なリズムとしての、呼吸の影響を理解する
5.呼吸のさまざまな側面に気づく:ハミング・メディテーション
6.ブレスワーク実習(学外講師)
7.二足直立歩行の種としての人間:自分の立ち方をチェックする
8.自分の歩き方を知る実習1:ビデオ撮影
9.自分の歩き方を知る実習2:歩き方を把握する
10.自分の歩き方に対してフィードバックを受け、整理する
11.自己の象徴としてのからだ:呼吸と歩き方より
12.自律的に生きるからだ:フェルデンクライス・メソッド(学外講師)
13.ノンバーバル・コミュニケーションの基礎
14.ノンバーバル・コミュニケーション実習
15.今までに得たからだからのメッセージを統合する:ボディ・イメージ2
授業時間外の学習(準備学習など) ボディ&フィーリング・ダイアリーを毎日書くことが課される。
評価方法 毎週課されるボディ&フィーリング・ダイアリーとその他の提出物(60%)、最終レポート(40%)の総合評価。PF方式で行う。
テキスト グラバア俊子「新・ボディワークのすすめ−からだの叡知が語る 私・いのち・未来」創元社
その他 10月16日(土)3、4、5限と17日(日)1、2、3、4限の2日間、学内において、学外講師によるブレスワークの集中授業を行う。なお、16日は学内合宿施設に宿泊する予定である。費用は2000円程度