23502 地域開発と人間関係1,2
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選 |
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春学期 秋学期 |
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3 |
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2〜4 |
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池住 義憲 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | 日本人として、アジア諸国や日本国内で生じている平和、人権、貧困、環境などの諸問題に対する気づきを広げ、思考を深め、行動化の可能性を探るための問題提起学習をおこないます。 |
学修目標 | 1)現実に社会で起っている具体的問題、課題を読み解く視点(スタンス又は立脚点)を明確にすること。 2)今後、社会の中で生きていく一つの「出発点」「基盤」を自らのなかに自らで培うこと。 |
授業計画 | 他者(隣人)に出会って、自らの生き方・あり方を学ぶ。他者(隣人)に学んで自らを見直し、変えていく。この科目では、私たち日本にいる者がアジアに胸を借りて、アジアから学びます。単に理解を深めたり、また、知識をふやすことを目的とせず、人間としての根源的な生き方を探り、自らを変えることをねらいとしています。 2009年度は次のようなテーマ・課題に取り組みました。これを参考に、本年度はみなさんの関心のあるテーマを話し合って決めていきましょう。 (1)オリエンテーション (2)『南北問題、食糧、経済のグローバル化・・・』(ワークショップ) (3)『朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)問題』(拉致問題の背後にあるもの、など) (4) NGO訪問(アジア保健研修所(AHI)オープンハウスに参加) (5)『身近にいるセクシュアルマイノリティ』(当事者を招いて) (6)『パレスチナ問題を読み解く』 (7)『軍“慰安婦”と戦後補償問題』 (8)『名古屋高裁のイラク派兵違憲判決について』 (9)『いのちが先か特許が先か?:グローバル化のなかで抗エイズ薬を巡って何が起きているか? エイズ基礎知識チェックを含めて!』 (10)『被差別部落の人たちと私たち』(ビデオ『造花の判決:狭山事件』ほか) (11)『9.11事件の真相を読み解く—“対テロ戦争”とは?』 (12)『野宿日雇労働者と私たち』(学外授業) |
授業時間外の学習(準備学習など) | 「自分の学びには自分が責任を持っている」(Responsible for own learning!)との考え方から、本科目で取りあげるテーマ・課題に関連したことを新聞やテレビニュース、書籍などで調べ学んでおくことをすす めます。 |
評価方法 | 一緒に考え合う場、学び合う場を大切にすることから、出席を重視します。毎講義の終わりに、その日の内容で自分は何を感じたか、自分にとってどういう意味・価値(value)があったかを自ら引き出し(Ex-)、それを「振り返り用紙」に書いて出してもらいます。試験やレポート提出はありません。毎回の「振り返り用紙」がそれに替わります。PF方式で評価します。 |
テキスト | 現実に社会で起こっていること(社会の現状・脈絡、コンテキスト)そのものがテキストです。必要があればその都度関連資料などを紹介します。 |
その他 | 通常授業は2コマ連続で行います。また、学期半ばに2〜3回ほどの学外授業を行います。交通費実費が必要。 |