23516 心理測定法
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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浦上 昌則 |
他の科目との関連 | 「心理調査法」を履修するための前提科目 |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | 人間理解のための心理測定の考え方や方法、データの分析方法についての理解を深めることを目的とする。そのために、測定法を利用した論文を多く読むことを課題として求める。 |
学修目標 | 本講の目的は、(1)心理測定について理解すること、(2)数値データを用いた心理学論文を読みこなせるようになること、(3)クリティカルに研究を検討することができるようになることである。 |
授業計画 | ・ 心理測定の基本と解説…心理測定の対象や方法、データの分析方法など、数値データを用いた心理学論文を読みこなせるための基本的なことを解説する。また、実際の利用についても、論文への記載例と照らし合わせながら理解をはかる。 ・ 心理学における心理測定の実際…「心理学研究」や「教育心理学研究」などの心理学雑誌から関連する論文を精読、または速読し、レジュメを作成したり、論文に対するコメントをおこなう(課題としておこなう)。 実際の授業の流れは以下を想定している。 1. オリエンテーション、課題の連絡 2♢3.測定と統計(尺度水準、構成概念・操作的定義など) 4♢5.因子分析と尺度構成 6. 基礎統計量、クロス集計 7. t検定 8. 1要因分散分析 9. 2要因分散分析 10. 相関係数 11♢12.重回帰分析、パス解析 13♢14. SPSS(統計処理ソフト)実習 |
授業時間外の学習(準備学習など) | テキストの予習。論文を読みレジュメとしてまとめる課題等。 |
評価方法 | 論文を読みレジュメなどとしてまとめる課題が5回ほど(7割程度)、およびその他の課題(小テストを含む;3割程度)への取り組みを評価対象とする。 |
テキスト | 浦上昌則・脇田貴文「心理学・社会科学研究のための調査系論文の読み方」東京図書 |
その他 |