南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
3・4
担当者
川浦 佐知子
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 「今ここで」を捉える視点、理論、手法
授業概要 ゲシュタルト手法の歴史的背景、理論について学ぶとともに、心理療法、グループワーク、ファシリテーション等におけるその実践、応用の在り様を体験的に理解する。
学修目標 1)ゲシュタルト手法の理論的背景、及び関連領域について理解する。
2)自己、他者、及びグループについての理解と気づきを深め、それを活用する方策を見つける。
3)フィードバック、及びフィードバックを通しての関係性の形成について見識を深める。
授業計画 授業は14週開講されます。
(1)ゲシュタルト心理学と要素還元主義
(2)ゲシュタルト・アプローチとは:基本概念と手法
(3)気づきの3領域と「今ここで」
(4)エンプティ・チェア
 *課題(1)提出:ゲシュタルトの理論について
(5)コンタクトとコンタクト・バウンドリー
(6)夢へのゲシュタルト的アプローチ(1)
(7)夢へのゲシュタルト的アプローチ(2)
(8)ゲシュタルトのサイクル:変化・成長とホメオスタシス
 *課題(2)提出:ゲシュタルトの手法とその実践について
(9)「関係性」へのまなざしとフィードバック
(10)グループワークとゲシュタルト(1):システム理論の視点から
⑪グループワークとゲシュタルト(2):討議と観察
⑫グループワークとゲシュタルト(3):気づきと選択
⑬グループワークとゲシュタルト(4):ファシリテーションへの応用
⑭ゲシュタルト・アプローチと現象学
⑮最終レポート提出
授業時間外の学習(準備学習など) ・事前配布されるプリントを読んだ上で、次回授業に臨むこと。
評価方法 授業参加度(20%)、課題(1)&(2)(各40%)、最終レポート(40%)
テキスト
その他 授業への積極的参加を求めます。課題、及び最終レポートに関しては実習体験についての分析、批評のみでなく、理論理解度の示すものを求めます。