24110 日本文化学演習I
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必 |
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春学期 |
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鎌田 修 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | |
授業概要 | 日本語学習者が日本語母語話者と交わる場面を接触場面と呼ぶ。そのようなコミュニケーション場面を通して日本語学習者は日本語の習得を図る。この授業では接触場面の重要な要素である日本語の言語活動の観察と分析(「談話分析」と呼ばれる)を行なう。日本語母語話者の用いるニホンゴ、日本語学習者の用いるニホンゴ、さらに、言語活動を包みこむ文化、会話、聞き取り、読み、書き、など様々な日本語の側面を観察し、分析を試みる。さらに、日本語教育的観点から、どのようにすれば日本語学習者の日本語習得をさらに促進できるか、その方法についても考察を行なう。そのため、留学生別科などで日本語を学ぶ日本語学習者と交わることにより、生のデータを採集する。そうすることにより、日本語をソト側からも、逆にウチ側からも見る目を養うようにする。 |
学修目標 | 1.日本語学習者との会話を録音し、文字化する能力を養う。 2.日本語の談話分析の基礎的な知識を養う。 3.日本語教育の基礎的な知識を養う。 4.日本文化学演習IIへの橋渡しを図る。 |
授業計画 | 1)はじめに:日本語学習者と日本語母語話者の交わる場面とは? 2)接触場面における実際のニホンゴの採集 3)接触場面で採集したニホンゴの文字化 4)接触場面における言語活動の観察 5)接触場面における言語活動の分析 6)日本語教育的観点に立った談話分析の基礎的研究 7)日本語教育的観点に立った談話分析の基礎的研究 8)日本語教育的観点に立った談話分析の基礎的研究 9)日本語教育的観点に立った談話分析の基礎的研究 10)接触場面における言語活動の談話分析 11)接触場面における言語活動の談話分析 12)接触場面における言語活動の談話分析 13)プレゼンテーション(1) 14)プレゼンテーション(2) |
授業時間外の学習(準備学習など) | 次に学ぶ課題(テキストの章など)を各自事前に学習しておき、理解しにくい点等をまとめ、授業で質問する。 |
評価方法 | レポート 50% 定期的プロジェクトの発表 50% |
テキスト | 橋内武(1998)『ディスコース』くろしお書店 |
その他 |