南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
3
担当者
鎌田 修
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題
授業概要 留学生別科の上級日本語学習者との合同授業とする。日本文化学演習Iで学んだ談話分析の基礎的知識を用い、日本語学習者との協働学習を試みる。お互いが知りあえるまでは、小グループによるプロジェクト活動をいくつか行ない、そこからデータを採集し、共同で観察と分析を試みる。お互いが十分に知りあえた段階で、自分たちで解明したい問題のテーマを決め、接触場面の総合的観察(ビデオに撮る)と分析を行なう。最終的にグループによる発表を行なう。さらに、卒業論文・プロジェクトのテーマ発掘へと持っていく。
学修目標 1.日本語教育、異文化間教育にかかわるテーマについて日本語学習者との共同学習を行なう。
2.日本語学習者との接触場面のビデオ撮り、その観察・分析を行なう。
3.上記の活動を日本語教育的観点から分析する。
4.日本文化学演習IIIへの橋渡しを図る。
授業計画 1)はじめに:接触場面研究とは
2)日本語学習者との協働学習:問題解析
3)日本語学習者との協働学習:文字化
4)日本語学習者との協働学習:観察
5)日本語学習者との協働学習:分析
6)日本語学習者との協働プロジェクトテーマについて
7)日本語学習者との協働プロジェクト開始の準備
8)日本語学習者との協働プロジェクト開始
9)日本語学習者との協働プロジェクト:観察
10)日本語学習者との協働プロジェクト:分析
11)日本語学習者との協働プロジェクト:発表
12)日本語学習者との協働プロジェクト:日本語教育的観察
13)日本語学習者との協働プロジェクト:日本語教育的観察
14)まとめ
授業時間外の学習(準備学習など) 次に学ぶ課題(テキストの章など)を各自事前に学習しておき、理解しにくい点等をまとめ、授業で質問する。
評価方法 レポート 50%   定期的プロジェクトの発表 50%
テキスト 橋内武(1998)『ディスコース』くろしお書店
『漫画異文化手習い帳』文化庁
その他