24456 近現代小説研究
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選 |
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春学期 |
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2 |
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2〜4 |
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細谷 博 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 小説の面白さ、その〈せまさ〉と〈ひろさ〉 |
授業概要 | 近代・現代小説の傑作をとりあげて、まずは具体的にその面白さをよく味わい、小説とは何か、また、小説を読むという行為にはどのような意味や問題があるのかを考察する。 谷崎潤一郎の長篇『細雪』は、家族内人間関係を様々な出来事の推移の中で表現した作品である。日々を生きる凡常なる人間たちを描きつつ、生の持続の感触をすぐれてあらわした表現の具体的検討を行うことで、あらためて見出された〈人間理解のかたち〉としての文学について考察する。 映画化作品との比較等も行う。 |
学修目標 | 個々の作品がどのように書かれているか、そして、なぜ多くの読者をひきつけてやまないのかを理解して作品に対する鑑賞力を磨き、表現や構成の特色を理解しつつ、自己の読み方や評価をしっかりとつかむことを目標とする。 |
授業計画 | 1.導入 〈読み〉の意識化について 2.作品の読解分析、批評 3.作品の読解分析、批評 4.作品の読解分析、批評 5.作品の読解分析、批評 6.作品の読解分析、批評 7.作品の読解分析、批評 8.映画化作品との比較分析、批評 9.映画化作品との比較分析、批評 10.作品の読解分析、批評 11.作品の読解分析、批評 12.作品の読解分析、批評 13.作品の読解分析、批評 14.まとめ 授業時に「進行予定表」を配布する |
授業時間外の学習(準備学習など) | 1.授業の前準備として、次回にやる部分を丁寧に読んでおくこと。 2.作品の全体をつかむために読み進めていくこと。 |
評価方法 | 定期試験により評価する。 |
テキスト | 谷崎潤一郎『細雪』上・中・下 新潮文庫 |
その他 |