南山大学

 
指定
期間
夏期後半
単位
年次
2〜4
担当者
尾崎 明人
他の科目との関連
他学科履修
副題
授業概要  初級から中級へと進むにつれて、文レベルの正確な理解・産出だけでなく、より大きな単位である談話レベルの理解、そして自然な談話を構成する力(談話構成能力)の養成へと教育の焦点が移る。会話教育においても会話展開能力や円滑なコミュニケーションに必要なコミュニケーション・ストラテジーの使用能力が重要な教育項目になる。本授業では、日本人の日常会話、日本語学習者と日本語母語話者の接触会話について理解を深めるとともに、談話構成能力、ストラテジー能力に配慮した会話教育の内容と方法について考える。
学修目標 1)会話能力の構成要素、日常会話の仕組み、接触会話の特徴を理解する。
2)日本語会話教育のシラバスについて理解する。
3)教科書会話を分析する能力、適切なモデル会話を作成する能力を養う。
4)会話教育のためのさまざまな学習活動について理解する。
授業計画 1.戦後の日本語教育
2.コミュニケーション能力(1)
3.コミュニケーション能力(2)
4.会話の仕組み(1)
5.会話の仕組み(2)
6.接触会話の分析
7.会話教育のシラバス
8.教科書会話の分析(1)
9.教科書会話の分析(2)
10.会話教育のカリキュラム
11.モデル会話の作成
12.会話教育の方法(1)
13.会話教育の方法(2)
14.会話教育の方法(3)
授業時間外の学習(準備学習など) ・指定文献を定められた授業時間までに読んでおくこと。
・毎日課題が与えられるので、翌日までに終わらせて授業に出席すること。
評価方法 筆記試験が60%、課題が20%、授業参加度が20%
テキスト 随時文献を指示する
その他