40086 国際関係論の基礎(日本と中南米)
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選必 |
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春学期 |
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2 |
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1・2 |
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安原 毅 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 国際開発を学ぶうえで基礎となる諸制度や国際機関の役割について,ラテンアメリカ諸国にかかわるものを中心に解説する。 |
授業概要 | 国際関係とは,決して(旧)ソ連,アメリカ合州国など大国だけで構築されるものではなく,独立以後の開発途上国も国際社会において積極的に様々の役割を果たしてきた。19世紀以後のラテンアメリカ諸国を中心として構築されてきた国際協定や国際機関の役割を,歴史をたどって解説する。 |
学修目標 | とりあえずラテンアメリカ諸国を手がかりとするが,同地域に限定せず,国際開発学を学ぶための基礎となる諸制度の在り方について講義する。 |
授業計画 | 1.はじめに ラテンアメリカ地域の世界的位置づけ 2.ラテンアメリカ諸国の独立 3.ラテンアメリカ諸国の独立,OASの構築 4.パナマ運河の建設 5.農地改革,グアテマラ他の事例 6.工業化の開始 7.開発政策の国際的展開:ラテンアメリカ自由貿易連合の結成 8.キューバ革命 9.UNCTADと「進歩のための同盟」 10.中米紛争,米国の介入 11.「民主化」と人権問題 12.「民主化」と新自由主義改革,地域統合 13.現代のラテンアメリカとアジア,アフリカの比較 14.まとめ |
授業時間外の学習(準備学習など) | 授業中に紹介する資料・Webサイトを読んで、各自で講義内容を復習するように。 |
評価方法 | 定期試験が80%、レポートが20% |
テキスト | 高橋均 (1998)『ラテンアメリカの歴史 世界史リブレット26』山川出版社 二村久則他編(2006)『地球時代の南北アメリカと日本』ミネルヴァ書房 ほかコピーを配付。 あわせてラテン・アメリカ協会>ラテンアメリカの政治 から,各地域の年表を参照すること: http://www.latin-america.jp/modules/weblinks/visit.php?lid=24 |
その他 |