40156 第三世界論
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選必 |
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春学期 |
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2 |
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3・4 |
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安原 毅 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 「第三世界」の連帯とその終わり、人間の安全保障論 |
授業概要 | 「第三世界」あるいは「低開発国、発展途上国」と称される各国・地域の現代史を整理したうえで、UNCTAD、UNDPなど国際機関の役割を講義する。続いて低開発諸国の社会主義、中東問題、石油危機の意味を考える。講義後半では人間開発・人間の安全保障を解説し、レポートを提出してもらう予定。 |
学修目標 | 第三世界の視点から自由貿易体制、ソ連型社会主義、「グローバル化」、貧困対策などを“批判的に”分析することを目的とする。雑学的な教養を学ぶのではなく、途上国の立場から、先進国主導の国際関係を批判する論理を理解してもらいたい。 |
授業計画 | 講義予定 1.イントロ:「第三世界」とは何か 2.第二次大戦後の世界:IMF・GATT体制 3.第三世界の活動と国連:国連貿易開発会議UNCTADの設立 4.植民地の独立:アジア・アフリカ会議 5.第三世界の社会主義:アフリカ型社会主義、キューバ革命 6.中東戦争と石油危機:アラブ民族主義、イスラエル・パレスチナ問題 7.債務危機と構造調整,「第三世界の連帯」の終わり 8.貧困問題と貧困対策,「国民統合」の逆説:ラテンアメリカとアフリカ,アジア 9. 人間開発とミレニアム開発目標,UNDPの役割 10.リスク対応と人間開発の意味 11.人間の安全保障:Human Securityの意味 12.ラテンアメリカにおける人間の安全保障 13.アフリカにおける紛争解決と人間の安全保障 14.レポート発表,まとめ 15.定期試験 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 授業中に紹介する資料・Webサイトを読んで、各自で講義内容を復習するように。 |
評価方法 | レポート20%、定期試験80% |
テキスト | 室井義雄(2000)『南北・南南問題』山川出版社、他、コピーを配布 |
その他 | 参考書として以下の資料も参照すること: 国際協力機構(2006)『貧困削減と人間の安全保障』 http://www.jica.go.jp/branch/ific/jigyo/report/field/200511_pov.html |