40181 比較社会論
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選必 |
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春学期 |
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2 |
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3・4 |
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浜本 篤史 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 現代の日本と中国の社会を比較する |
授業概要 | 本授業では、現代における日本と中国の社会比較を行う。ただし、日本社会、中国社会の固定的な側面だけでなく、むしろ、変化していく側面を多く取り上げていきたい。また、「現在の中国社会は、日本の高度成長時代と似ている」としばしばいわれるが、本当にそうなのか、授業の後半(第10回〜第13回)では「時代性」に注目しながら、日本の高度経済成長期と現在の中国との比較を行っていく。 |
学修目標 | 1.現代中国社会で起きている多様な現実を知る。 2.中国との比較を通じて日本を相対的に捉え、日本社会について「再発見」する。 3.日中というヨコの違いだけでなく、時代というタテの変化で、日本と外国との関係を立体的に捉える力を養う。 |
授業計画 | 1.イントロダクション:社会を比較するということ 2.日中の相手国イメージ:日本人の中国観、中国人の日本観 3.市場主義と社会主義:国の基本構造の違い 4.都市社会と農村社会:まったく異なる二つの世界? 5.「いざというとき」の対応:2003年春、北京でSARS感染が拡大したとき…… 6.ダム事業と社会紛争(1):日本における徳山ダムの場合 7.ダム事業と社会紛争(2):中国における三峡ダムの場合 8.メディア報道:社会問題の解決にメディアが果たす役割 9.環境問題とNGO/NPO活動:NGOは反政府組織? 10.高度成長期の比較(1):1964年東京五輪と2008年北京五輪 11.高度成長期の比較(2):マクロ経済と住宅事情 12.高度成長期の比較(3):都市計画と立ち退き問題 13.高度成長期の比較(4):公共空間のマナー 14.まとめ |
授業時間外の学習(準備学習など) | 本授業では、現代中国の社会問題を取り扱うので、何の準備もなく毎回の授業を迎えるのではなく、この4ヶ月の間、中国に関する新聞や雑誌記事、テレビニュースなどに絶えず注意を向け、授業で学んだことと関連させながら考える日々を過ごしてほしい。 |
評価方法 | 中間レポート(30%)、最終レポート(70%)で採点する。 |
テキスト | 特定のテキストは用いない。 |
その他 |