南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
3・4
担当者
小西 章典
他の科目との関連
他学科履修
副題 シェイクスピア演劇・歴史・批評
授業概要 この授業は、W・シェイクスピアの演劇をめぐる諸問題について考察します。時代背景、上演環境、編纂本などの問題を、同時代の劇作家の作品と関連づけながら紹介し、さらに、個々の芝居をとりあげて、現代のシェイクスピア批評(批評理論)が注目する問題について解説します。シェイクスピア演劇を、歴史的コンテクストのなかで考えることを重視します。
学修目標 (1)シェイクスピア演劇に親しむ
(2)初期近代イングランド文化を学ぶ
(3)作品と映像の関係性について考える
授業計画 1.イントロダクション
2.初期近代イングランドというコンテクスト
3.エリザベス朝・ジェイムズ朝の公衆劇場
4.エリザベス朝・ジェイムズ朝の私設劇場
5.役者・劇団・上演
6.シェイクスピア編纂本とはなにか?
7.喜劇(1)—『夏の夜の夢』
8.喜劇(2)—『十二夜』
9.悲劇(1)—『ハムレット』
10.悲劇(2)—『オセロー』
11.ロマンス劇—『テンペスト』
12.シェイクスピア演劇はどのように受容されたか?
13.シェイクスピアを観る
14.まとめ
授業時間外の学習(準備学習など) 授業で取り扱う作品(翻訳)を読み、「あらすじ」だけでも各自確認しておくこと。
評価方法 学期末の論述式テストにより評価します
テキスト プリントを使用します
その他