41541 アメリカの歴史
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選 |
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春学期 |
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2 |
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3・4 |
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柳澤 幾美 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | マイノリティから見たアメリカの歴史 |
授業概要 | 白人のみならず、黒人、先住民、アジア系などのマイノリティ、女性の目を通し、あるいは彼ら/彼女たちを充分に組み込んで、アメリカの歴史を植民地時代から現代に至るまで概説的に講義する。講義が中心であるが、2回、ビデオ鑑賞を含みます。また、授業後には毎回リアクション・ペーパー(意見、感想、質問)を書いてもらう。質問のうち、重要なものについてはその次の授業の始めに答える。 |
学修目標 | これまでの「歴史」の中に欠如していたマイノリティや女性の視点を加えることで、より多様な歴史観を養うことを目指す。この授業では、さまざまなアメリカ合衆国の地域研究を学ぶ基礎としてのアメリカ史の概説を学ぶとともに、「弱者」の視点を身につけることも目標とする。 |
授業計画 | 下記の予定に従って授業を進める。 1.イントロダクション:授業の概要、基本的事項、語句などの説明 2.植民地時代:「新世界」(〜1750) 3.独立革命:(1750〜1800) 4.アンテベラム期(南北戦争前):女性の地位、織物工場、奴隷市場(1800〜1860) 5.南北戦争:変容する境界線、拡大、改革、戦争(1840〜1865) 6.再建時代:北部・南部、生活の再建(1865〜1890) 7.ビデオ鑑賞: 8.金ぴか時代、大量移民到来:拡大する国の人々(1890年代) 9.革新主義時代、第一次世界大戦:権力と政治(1900〜1920) 10.繁栄、大恐慌、第二次世界大戦:変容と連続(1920〜1945) 11.戦後:冷戦時代へ 12.公民権運動、カウンター・カルチャー:モダン・フェミニズム(1965〜現在) 13.ビデオ鑑賞:20世紀の女性 14.総まとめ、質疑応答 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 授業の進行に従って、教科書の各回該当箇所を読んでおくこと。 |
評価方法 | 毎回授業後に提出するリアクション・ペーパー、ビデオ鑑賞の感想など、平常点35%、期末試験65%にて評価する。 |
テキスト | 有賀 貞『ヒストリカル・ガイド アメリカ』(山川出版社、2004年) |
その他 | 参考文献はその都度授業の中で紹介する。 |