42326 ラテンアメリカ文学A
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選 |
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春学期 |
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2 |
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3・4 |
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宮下 克子 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | 植民地時代から1920年代頃までの、ラテンアメリカにおける文学の歩みを追いながら、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した詩人、作家達の作品を具体的に紹介し、実際に触れる。そこに、ラテンアメリカの文化、文学の特徴、真髄を探る。 |
学修目標 | 欧米の文学に比べ、ラテンアメリカの文学は、日本では一般に多くを知られていない。この授業の目標は、ひとつには、その遅々とした、悩み多い歩みに目を向けることである。もうひとつは、かの大陸における文学の揺らん期と言えるモデルニスモと、その代表的な詩人であるルーベン・ダリオの詩、ヨーロッパの影響を強く受けながらも、独自の創作の道を模索し続けたイサークス、リベラといった、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した作家の作品に実際に触れつつ、彼らの文学の特徴や本質に迫ることである。 |
授業計画 | (1〜2)植民地時代から20世紀初頭までのラテンアメリカ文学の全体的な流れを見る。 (3〜6)モデルニスモと、ルーベン・ダリーオの詩 (7〜9)ロマン主義小説……ホルヘ・イサークス『マリア』 (10〜12)自然主義小説……ホセ・エウスタシオ・リベラ『渦』 (13〜14)自然主義小説……ロムロ・ガジェゴス『ドーニャ・バルバラ』 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 1.授業時にとったノートは、各自まとめ、理解できるか確認し、理解できない場合は、次の授業で質問できるように準備しておく。 2.授業で扱った作品は、入手でき、読むことが可能なものには、目を通すよう努力する。 |
評価方法 | 1.出席状況(40%) 2.レポート(60%) |
テキスト | ・ラテンアメリカ文学小史の冊子 ・プリント (どちらも教員が用意する) |
その他 |