南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
3・4
担当者
篠田 一夫
他の科目との関連
他学科履修
副題
授業概要 日本ではなかなか観られないフランスの現代演劇(今回はコメディー)の翻訳に挑戦しましょう。劇の台詞ですので、書き言葉のような難解な構文のフランス語はありませんが、くだけた日常会話を、いかに自然な日本語に翻訳するかがポイントになります。まずフランス語をきちんと理解した上で、それが日本語ではどう表現されるかを考えることは、いわゆる直訳ではない翻訳を学ぶことになります。
翻訳をするには3つの作業が必要になります。1)原文を正確に理解すること、2)不明な語句や事柄を調べること、3)できるだけ原文の勢いを伝える日本語に移し換えること、です。この講義では特に1)と2)の作業についてのノウハウをお伝えしながら、皆さんにフランス語の力をつけてもらいたいと思います。
学修目標 フランス語の原文にしばられず、かつ原文の勢いを失わずに、できるだけ自然な日本語に翻訳できるようになること。
授業計画 1〜14.まず始めにヴィデオを使って演劇を観てから、プリントで配布する台本を翻訳していきます。ト書きの部分は必要と思われる箇所を読むだけにして、登場人物の台詞を中心に訳します。くだけたフランス語の話し言葉に慣れて、それを自然な日本語に訳す訓練をします。
15.  定期試験
授業時間外の学習(準備学習など) 必ず予習をしてくること。
評価方法 定期試験の成績による。
テキスト 適宜プリントを配布します。
その他