南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
4
担当者
大竹 弘二
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題
授業概要 主に1920/30年代のドイツを中心として、政治とメディアとの関係を扱う。この時期は大衆社会の到来によって、都市大衆文化が興隆し始めると同時に、民主主義のあり方も大きな変貌を遂げた時代であった。つまり、ラジオや映画などのマス・メディアが大きな役割を果たす大衆民主主義の時代が到来したのであり、それとともに、メディアを通じてのプロパガンダや情報操作といった、今日的な問題も大きく問われるようになった。この演習では、20/30年代のドイツにおけるメディア政治に関わる文献を読むと同時に、より広く、政治とメディアの関係一般に関わる社会学の理論的な著作についての読んでいくつもりである。
学修目標 現代ドイツの政治的・社会的トピックを知ると同時に、哲学・政治学・社会学の方法を用いてそれを理論的に把握できるようにする。自分で選んだ研究テーマに関連する文献を検索・収集し、その学習成果を発表する方法を習得する。また、集団での討議を通じて各々のテーマについての理解を深めるようにする。4年生は各自のテーマを卒論へまとめる。
授業計画 各人がそれぞれ興味のある論文やテーマを選択してレジュメを作成し、その内容を報告してもらう。その報告に基づいて皆で討論を行なう。
1.導入・役割分担
2.〜14.文献講読、および研究発表
詳細なスケジュールについては、履修者の人数や関心を見たうえで決定する。
授業時間外の学習(準備学習など) すべての参加者は、授業で講読するテキストを必ず前もって読んでくること。
また、自分で選んだ研究テーマに関する文献や情報を、図書館等で積極的に収集・学習すること。
評価方法 授業への参加状況 60% レポート 40%
テキスト 授業の中で指示する。
その他