45011 近代アジアの歴史
|
必 |
|
秋学期 |
|
2 |
|
1 |
|
中村 元哉 小林 寧子 |
他の科目との関連 | アジアと日本 |
他学科履修 | 不可 |
副題 | |
授業概要 | 日本に住む者にとってアジアを学ぶことの意味は何か。それを2年次以降に問い直すための基礎的力を身につけることが本講義の目的である。ここでいう基礎的力とは、近代アジアの歴史を客観的に見直し、それを現状の理解へとつなげていく力のことを指す。講義は、前半を中国近代史(後半・中村)、後半をインドネシア近代史(小林)とする。 |
学修目標 | 1.現代アジアはどのようにして生まれたのか、歴史的考察力を培う。 2.近現代アジアに関する基本的な知識を獲得する。 3.近現代アジアの歩みを客観視し、国際交流の視点を養う。 |
授業計画 | 第1回:なぜ中国近代史を学ぶのか —中華ナショナリズムと中国近現代史の関係— 第2回:中華民国の誕生—伝統中国と近代西洋— 第3回:国民政府と中国の近代化 第4回:日中戦争と内外情勢 第5−6回:戦後中国と国際政治—国民党と共産党の選択— 第7回:近代中国と現代中国・台湾・香港 第1回:インドネシアの多様性はどのようにして形成されたのか —東西文明の十字路— 第2回:植民地支配—従属と抵抗— 第3回:民族独立運動の展開 第4回:日本軍政の衝撃 第5回:新生国家の試練 第6回:戦後アジアの転換点、9・30事件— 第7回:開発の光と影—グローバル化の中のインドネシア— |
授業時間外の学習(準備学習など) | 図書館に参考文献を入れますので、そこからできるだけ多くの本を読んでください。 |
評価方法 | 平常点20%、定期試験またはレポート80%により評価する。 |
テキスト | 参考文献は授業中に指示する。なお、前半については、久保亨ほか『現代中国の歴史』 (東京大学出版会、2008年)をテキストとする。 |
その他 |