45516 東南アジアの歴史と社会
|
選 |
|
春学期 |
|
2 |
|
2 |
|
小林 寧子 |
他の科目との関連 | 近代アジアの歴史(旧 日本とアジアI)、アジアと日本(旧 日本とアジアII) |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | 東南アジアの歴史、社会に関する基礎的な知識を整理する。東南アジアは同じアジアといっても、歴史や社会の成り立ち、文化やものの考え方が日本とは異なります。今の東南アジアを考えるうえで欠かせない政治指導者・知識人の思想を通して、東南アジアの近現代史を考えます。 |
学修目標 | 1)多民族・多宗教国家の成立を歴史的に跡づけ、その社会が抱える問題を理解する。 2)国際社会における現代東南アジアの位置を把握する。 |
授業計画 | 1.東南アジアの概観・多様な世界 2.植民地支配とナショナリズム 3.フィリピン1)民衆カトリシズムとアジアで最初の民族革命 4.フィリピン2)ホセ・リサール:フィリピン人の歴史の発見 5.インドネシア カルティニ:見果てぬ女性解放の夢 6.ベトナム1)ファン・ボイ・チャウ:日本への期待と失望 7.ベトナム2)ホー・チ・ミン:革命聖者は何を語ったか 8.タイ 「王様と私」はなぜ生まれたか 9.ビルマ アウン・サン:独立義勇軍と抗日闘争 10.冷戦下の東南アジア1):ベトナム戦争の意味 11.冷戦下の東南アジア2):1965年の転換点 12.「開発独裁」の時代 13.国民統合と近代化:マハティールとリー・クアン・ユー 14.民主化と人権 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 図書館に参考文献を入れますので、そこからできるだけ多くの本を読んでください。 |
評価方法 | レポートが30%、定期試験が70% |
テキスト | 特に指定しない。授業で参考文献を配布する。 |
その他 |