南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
3・4
担当者
柳澤 理子
他の科目との関連
他学科履修
副題 開発途上国の子どもと女性の健康
授業概要 東南アジアを中心に、開発途上国における子どもや女性の健康関連の問題を取り上げます。子どもや女性の死亡の原因となっている疾患、世界的な感染症などのほかに、健康に影響を及ぼす様々な要因、たとえばストリート・チルドレンやトラフィッキング、疾病観やお産にまつわる習俗など、社会文化的な要因についても考えます。そのような課題に取り組む戦略や国際協力の仕組みについても学んでいきます。前半は講義を中心に、後半は学生自身がテーマを設定し、関連する書籍を読み、情報を検索し、まとめて発表、討議を行う。
学修目標 講義終了時、学生は:
1.途上国の子どもと母親の健康に関する世界的課題を列挙することができる。
2.日本の国際協力の仕組みを説明できる。
3.関連するテーマを一つ取り上げ、それを核にして、途上国の健康を支える問題について、多角的に論ずることができる。
4.自分が取り上げたテーマを、わかりやすくプレゼンテーションできる。
5.取り上げたテーマに関し、自分に何ができるか、大学での学習を通じて何を身につけていけばよいかを、考えることができる。
授業計画 1.オリエンテーション、開発途上国の健康問題
2.保健医療の世界的課題
3.国際協力の仕組み
4.子どもを取り巻く社会問題と健康課題
5.母親と女性の健康課題
6.開発と貧困
7.災害と難民
8.異文化と保健医療
9〜12.グループワーク
13.発表
14.まとめ
授業時間外の学習(準備学習など) 次のような資料を読んでみてください。
・ユニセフ.世界子供白書.(ユニセフホームページから見られます)
・ユニセフ、UNFPA、WHO、JICAなどのホームページ(日本語のホームページがあります)
評価方法 発表が50%、個人レポートが30%、出席が20%
テキスト 指定しない。参考文献は授業の中で紹介
その他